~ kaoru's eye ~

ジュエリーのデザイン&制作をしています、諏訪 薫です。 こちらでは、作品展のお知らせや日々の創作活動での想い、 美しいモノやコトなどを、ふんわり綴ります。

2016/04

難しいけれど。

いつの間にやら、青葉が目に染み入る頃になっていますね。
毎日見ているはずの庭木でさえ、気がつくと若葉がツンツン勢いがあります。

「花は葉に」という季語もあるそうですが、うん、まさにそんな時の移ろい。 

もっともこの「花は葉に」という季語は夏のもの。
俳句での夏は、立夏(今年は5月5日)からなので、まだ使えない。
俳句には決まりごとが、あります。

   

その俳句。
かじり出したのは、去年のちょうど今頃でした。
そして、俳句に触れる時間、俳句脳になる時間をもっと作ろうと意気込み、
毎日1句!と自分に課すようになってからも、はや半年が過ぎようとしています。

でも今、ちょっと、秋から冬に感じていた勢いが、すこ〜し萎えてるような?
俳句の難しさにぶつかり始めました。とうとう。

文語文法。
...やはり、ドスンとぶつかっちゃいましたねぇ、これに。
俳句を詠む以上、このカテゴリーは無視しきれない。
でも、身についてない。よくわからないのです(苦笑)

文法や古語は決まりごとなのですが、
ややもすると勝手に「古語」や「助動詞」を音感がいいからと編み出して
17音に収めてしまいそうになるのです。
多分、俳句ビギナーならこの感じ、よくわかるのでは?

しかし、これはめっぽう恥ずかしいこと。エキスパートには笑止千万でしょ。
これから脱却するには、
勉強仕直し(一応、高校時代に古文は習ったことになっている!)しかない。

そんなことをつらつら思っていた折、
こんな本がいいよという情報をゲットしました。

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おー、渡りに船。
かなり、良さそう。
今の私の「痒いところに手が届いている感」が非常にしています。

探せばあるんだなぁ。
というより、私もみなさんと同じルートを辿っているのだなぁ。
(いやいや、ここで自分を甘やかすなぁ

もっと伸び伸びと詠むためにも、この段階で基礎固めをしていこう。

   

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昨日、バス停前で、おっきなタンポポが咲いていました。
この花の直径、5〜6センチはあった気がします。

お陽さまの光、独り占めしてる




地震時の心構え

熊本の地震、本当に大変なことが起こってしまいました。

私自身はまだ「被災者」になったことはないのですが、
それでも東日本大震災の時は多少の不都合を感じ、
そんなささやかな経験をしたくらいでも本当に、自然の脅威に怯えました。

被災された方々、心からお悔やみ申し上げます。
なるべく、なるべく早く、普通の生活が戻りますようお祈りいたします。

       

フェイスブックを見ていましたら、下記のような記事を見つけました。
(記事自体は1997年に書かれたもののようです)

このコラムを書かれた方
http://www.satonao.com/column/variety/jishin.htmlは、阪神大震災の被災者。
その体験から、実に具体的なアドバイスを伝えていらっしゃいます。
一読して、私はとても参考になると感じたので、
私のブログでも情報として載せたいと思いました。

こちらに訪問された方にも、ご参考になれば幸いです。
下記に転記します。
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震度7の真上にいた人間として
、どうしても伝えたいことがあります。
それは「地震がおこったらどういった行動をとればいいか」ということ。


経験者にしか語れないことってあると思います。どんなに想像力豊かな人でもその場にならないとわからないことってあるのです。

いろいろありますが、箇条書きにしていきますね。「家自体は倒れなかった」「火事に巻き込まれなかった」ことを前提として話をすすめます。

●「まず火を消せ!」のウソ

震度7級の地震だったら、まったく動けません。
近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。183センチの大男でスポーツをわりかしやっていたボクですら、ベッドから一歩も動けなかった。
とにかく「一歩も動けない」と思っておいた方がいいです。
だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。んー、机の下に隠れるくらいはできるかな、どーかなぁ、というレベル。火事にならなかったらラッキーなのです。(もちろん揺れがおさまったら火は消しましょうね



●「まず水をためろ!」これがポイント

揺れがおさまったら、まず水。これは覚えておいてください。
特にマンションに住んでいる方、揺れ終わったらすぐに、風呂、バケツ、シンク、桶…なんでもいいですから出来る限り水を貯めましょう。揺れてすぐに水道管が壊れて水が出なくなるけど、マンションだったら屋上の貯水槽にまだ水がある。それを貯めるんですね。 

火を消すためではありません。飲用でも料理用でもありません。「トイレ用」です。いやホントこれが死活問題になります。
都会の地震ならなおさら。小学校に行こうが公園に行こうが、どこに行こうが水洗便所しかありません。ってことは水が出ないと流せない。汚物は溜まる一方。
地震後どこ行っても便器はてんこ盛りで、しゃがんだらお尻につきそうでした(汚)地震当日の夜でその状態。もう自分の家でするしかありません(都会だと野糞する場所もない。特に昼間。そして都会人はなかなか野糞など出来ないものです)。

普通の水洗で1回にどのくらい水を使うか知ってますか? バケツ2杯分でちょっと足りない。そのくらい使うのです。自衛隊の給水に長時間並んでもいいところ1人で運べるのはバケツ2杯。そう、1回並んで(1時間くらい)トイレ1回分しかもらえないのです。
10階に住んでいたら、重いバケツを階段で必死に運んで(エレベーターもちろん止まってます)やっとトイレ一回分なんです。20階に住んでたらどうなると思います? 高層マンションの上の方に住んでいる方はマジやばい。ご老人や身体が不自由な方、体力のない方など、まじ死活問題です。

ですから、「まず、水をためろ!」

一軒屋の場合でもすぐ近くの水道管が切れない限り少しは出ると思います。でなければ近くの公園とかに出かけていって公共の水道から出来るだけ多く水をもらっておくことです
そんなの利己主義だと思う方。地震後の辛さを知らないからそんなこと言えるんです。地震は戦争。まず自分の分を確保してから分けてあげればいいのです。確保してから「水あります」と貼紙した家がありました。正しい態度です。


●屋内でも靴を履く
1日の半分は夜です。暗い中で地震に遭遇する確率は1/2なのです。大地震が起こったらすぐ停電しますから、夜の7時であろうが真の闇になります。
何が言いたいのかというと、暗かったら足もとが全くわからないということです。グラスやガラスや食器がそこらじゅうで割れまくっています。ですからガラスの破片で怪我をする確率が高いんです。

いいですか。

水がでないから傷口洗えない。清潔にたもてない。病院はもっと重症の患者で一杯。ざっくり切った日にゃ大変です。足の裏を切ると歩けません。火事から逃げるのもヨタヨタです。
高層マンションに住んでいる方。エレベーター止まります。止まったきりで当分動きません。水とか食料とか近くの避難所にもらいに行くのにいちいち階段を上り降りしなければなりません。足の裏の怪我は致命傷なんです。
ですからまず玄関にそうっと足怪我しないように歩いて行って、とにかく靴を履きましょう。床汚すの嫌なら新品おろしましょう。


●家を離れるときは、必ずブレーカーを落とす
「通電火災」って言葉知ってますか?
電気はガスや水と違って半日~3日くらいでかなり復旧します。一応電力系の会社が各家を回って人がいるのを確かめてから通電するのが原則らしいのですが、そんなもの不可能なので勝手に通電されることも多いのです。で、その時に起こる火事が「通電火災」。実際、阪神大震災での出火原因の6割は通電火災であるとすら言われています。

ボクの家の前など、アスファルトにあいた地割れ穴から、カゲロウになって向こうが見えないくらいガスが吹き出していました。通電の際の火花がこのガスに引火するケースがあります。また倒れた電気ストーブに再び火がついちゃったり(転倒感知システムがついていても倒れた後その上になにかが被さると働かないこともある)、落ちた裸電球も紙の上に落ちたりしていた場合危ない。熱帯魚用のヒーターもかなり危ないらしいです。

その時家に誰かいるのならなんとか「通電火災」を食い止めることが出来るとは思います。でもいなかったら無理。地震後何時間も経ってから火事になった家なんて掃いて捨てるほど神戸にはありました。ほとんどが「誰もいない間の通電による火災」

そう、もうわかりますよね。ブレーカーを落としちゃえばいいのです。
地震後、家をなにかの用事で離れるときは、それがほんの短い時間でもブレーカーを落す。忘れないでね。 
※震度5以上で自動的にブレーカーが落ちる装置も売ってますね。


●電話はすぐに。最低限の人だけに

時間帯にもよるけど、揺れがおさまって30分くらいは電話も繋がることが多いです。電話する余裕なんかない人も多いし、地震があった地域以外の人はまだニュースを見てなくて知らないことが多いから。
だから、両親・親戚・恋人、心配してくれそうな友達、会社関係にまず電話しましょう。
無事を知らせるのです。
それだけ。
とにかく最低限の人数に、無事だけ知らせる。

そして、知り合いの誰彼に伝えておいて、と一遍に伝言しておくことです。

繋がらなくなり始めたらもうダメです。当分無理。それと、「こんなにすごかった」「もう死ぬかと思った」などの長電話は迷惑です。電話は文字通りライフラインになるので、くだらない話で電話線をふさがないようにしましょう。ケータイなんてもっと繋がらなくなるでしょう。

なお、新潟大地震では、ケータイ電話は通じなかったけど、ケータイ・メールは繋がったらしいです。メールはパケットだから時間掛かっても届くみたいです。連絡はケータイ・メールでするのが正解かもしれません。



●街を行くときは、電線と地割れに注意

道も地震直後はすいています。車で脱出するなら決断は早いほどいいです(ただし道が壊れたりビルが倒れたりしていて脱出できないことも多い)
あ、東京みたいな大都市なら車は避けましょうね。すぐ大渋滞になり救助の甚大な妨げになります。それに、逃げる途中で立ち往生したら家にも戻れないし先にも進めないという地獄状態になります。

これはモラルの問題でもあります。地震後1~2時間たったらもう車を出してはいけません。常識です。緊急救助作業車や消防車、救急車が渋滞で立ち往生しているニュースを繰り返し見たでしょ。
地震直後ならぎりぎり許せます。どうしても!な理由がある場合はすぐ決断してください。
ただ東西南北どっちに逃げるかは判断すごく難しいけど(どこどこの被害がスゴイとかの情報って地震直後は全く入ってきません。

ラジオでも情報確定するまで2時間くらいかかります。阪神大震災でも、直後1時間くらいは「大阪で大地震」って報道でした。大阪なんて震度5程度だったのに。まぁいいやと見切り発車しても、逃げた方向の被害の方がもっとスゴイ場合だって十分考えられるのです)。

で、逃げる際なにが怖いって高圧線と地割れ。電線はいたる所で切れて垂れ下がっています。地面は「うそー」というくらい割れています。アスファルトがもう鉤裂き状態なんです。スクーターが地割れに突っ込むのを何度か目撃しました。
運転も注意。地割れってわりと見えにくい上に、まわりの家の倒れ方の凄まじさに目を取られて注意が疎かになるのです。ゆっくりゆっくりカタツムリのように運転しましょう。


とにかくね、体験的に一番辛かったのはトイレの水。

え~、そんなの極限状態になったらなんとでも我慢できるぜ、流せなかったらそこらの路地でしてもいいし、なんて思った方もいるでしょうね。
でもなかなか野糞は出来ませんよ。都会では。
それに人間、我慢できる部分と出来ない部分があるんです。なってみたらわかります。特に共同生活している人。夫婦とか、両親と住んでいるとか。そういう人はどうしてもなにがあっても「うんこ」を流したくなるから。

ということで。
少しでもお役に立てたら幸いです。


※こちらも参考に
■地震が起こる前に、これだけはしておけ!
http://ameblo.jp/135215/entry-12150652874.html





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伊藤敦子・菅野康子・諏訪 薫・平田明子 四人展 vol.5

満開の桜で迎え、散りゆく桜で締めた四人展。
7日(木) に6日間の会期を終えました。
お忙しい中をお越しくださいましたみなさま、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

グループ展では、新たな出会いに恵まれることも多いのですが、今回も然り。
人とのつながりには、何かの必然があるのかもしれません。
新たな気づきを、新たなシナプスにして、その先を探しにいきたい。
そんな気持ちもふつふつと湧きました。

  

会期中は、電車の窓からの桜の景色を堪能...

・花花花ダンスダンスダンスダンス万愚節
 (万愚節とは、エイプリルフールのこと。これは4/1の句)

・挨拶もままならぬうち花の雨
 (途中、花冷えの雨も降りました)

・花疲れでもありがとうね来年もね
 (これは最終日に詠んだ句)

去年から始めた俳句ですが、電車の中で1日1句詠んでおりました。
車窓からのお花見が楽しい6日間。この偶然に感謝です。

  


さて、展示していたシルバーのネックレスを2点ほどご紹介します。

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この作品は、上記のようにパーツが分かれるので、
4パターンほどのスタイルで身につけられるというもの。

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こちらは、パーツが1つ。
とてもカジュアルながら、胸元にピッとしたアクセントができます。

   


昨日今日と、とても爽やかな陽気ですね。
川面は、桜の花筏になっているところも多いでしょう。
山歩きを楽しんでいる友人もちらほらいます。(いいな〜w)

行く春を楽しみたいですね!


次の展示は来月、
名古屋のギャラリー「スペースプリズム」でのグループ展です。
詳細は追ってまた、お知らせいたします。




伊藤敦子・菅野康子・諏訪 薫・平田明子 四人展 vol.4

四人展の最終日は、どうやら終日、雨模様。うーん

本日は4時までの開催です。
もしおついでがありましたら、どうぞ雨宿りwにお立ち寄りください。
お待ちしております。

こちらはピアスです。
左右アシンメトリーなデザインの、シルバー925素材。
「軽やかでシャープに」を意識して創ってみました。

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伊藤敦子・菅野康子・諏訪 薫・平田明子 四人展 vol.3

どこもかしこも桜が満開で、春爛漫...
であって欲しいところですが、昨日は花冷えの寒さだし、今日も朝は雨。
でも、街がほんのり薄紅いろになるこの季節には、
日本の美しさを改めて認識します。

さて、四人展も2日を終えました。
本日(日曜日)はギャラリーはお休みですが、木曜日まで展示は続きます。

私は火曜日以外は14時から18時までは必ず在廊いたしますので、
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りくださいませ。

お待ちしております。

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会場風景です。

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